第23回いすみ市星空観望会

2023年3月11日(土)に、いすみ市ふるさと憩いの家の広場にて星空観望会を開催します。

テーマは『見えるかな?チャレンジ!シリウスB オリオン大星雲も見てみよう!』です。

シリウスはおおいぬ座の一等星で、夜空で最も明るく見える恒星です。おおいぬの口元辺りで、「冬の大三角」のひとつですね。

実はこのシリウス、連星なのです。連星とは、2つ以上の恒星がお互いの周りを公転している天体をいいます。
私たちの太陽系は、太陽という恒星の周りを地球などの惑星やその他小さな天体が公転していますが、恒星同士が公転する連星も、宇宙では珍しくないのだそうです。
私たちが肉眼で見ているシリウスは主星のシリウスA、もう一つ、暗くて小さな方を伴星といい、シリウスBと呼ばれています。

シリウスBの明るさは、シリウスAの1万分の1しかありません。しかし、観測の結果から白色矮星(はくしょくわいせい)であると考えられています。白色矮星は恒星が寿命を迎えたときの姿です(恒星はその大きさによって寿命の迎え方が違います)。
つまり、シリウスBも過去には明るく輝く時代があったのですが、2つの恒星のうち片方(シリウスB)が先に寿命を迎えてしまい、望遠鏡でやっと見えるくらいの明るさになってしまったのですね。

明るさが1万倍も違いますので、よほど空気が澄んでいて大口径の望遠鏡を使ったときでないと見つけられないのですが、いすみ市ならもしかしたら見えるかも!というのが今回の企画です。

詳しく知りたい方は、以下のウェブサイトが参考になります。
兵庫県立西はりま天文台:シリウス

観望会では、シリウスのほか、オリオン大星雲やプレアデス星団(すばる)などもお楽しみいただく予定です。

望遠鏡はいすみ星空学校が用意し、いすみ星空学校の会員がご案内いたします。参加は無料、事前申し込みは不要です。
地元の方はもちろん、どこにお住まいの方でもご参加いただけます。
ぜひお気軽にご来場ください。
今回の開始時刻は19時で、前回よりも30分遅くなります。少しずつ日没時刻が遅くなっているためです。春が待ち遠しいですね。

足元は歩きやすい靴でのご参加をお勧めします。真冬ですので、防寒対策もしっかりとしておくとよいです。
場所をお借りしているだけですので、お問い合わせは施設ではなくいすみ星空学校までお願いします。

開催概要

開催日時:2023年3月11日(土)19時00分~20時30分
開催場所: いすみ市ふるさと憩いの家  いすみ市大野3990-7
参加費:無料
事前申込:必要なし(当日、受付で検温にご協力をお願いします)

  • 雨天、荒天の場合は中止します。
    ※中止の場合、当日の12時30分までにHP・Facebookに発表します。
  • ご来場の際は時間に余裕をもってお越しください。
  • 中学生以下の方は保護者同伴でご参加ください。

新型コロナウイルス感染症対策について

  • 新型コロナウイルス感染症対策は緩和される方向にあります。今回は受付で検温にご協力をお願いします。
    (お名前と連絡先(電話番号、メールアドレス)のご記入は不要としました)
  • 受付及び観望の際、検温や手指のアルコール消毒を行っていただきます。
  • イベント中は常時マスクを着用してください(マスクを着用しない場合は入場をご遠慮願います)。
  • 主催者の指示に沿って参加者同士(同伴の家族は除く)の距離を保ってください。
  • 観望会にご参加後、2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した方、検査によって陽性と判定された方は、速やかにいすみ星空学校までご連絡ください

注意事項

次のいずれかにあてはまる方は参加できません。

  • 37.5℃以上の発熱・せき・全身痛など、体調がすぐれない方
  • 新型コロナウイルス感染症の陽性と判定された方、または陽性者と濃厚接触をした方

お問い合わせ先

いすみ星空学校 info@hoshi-isumi.com